12.読書
寝る前の読書程度になってしまった。
それまでも通勤読書がほとんど。
結局は退屈しのぎ読書なのかも。
本を処分できない私ですが、
自宅の火災で何千冊かを処分?してしまいました。
残念なことでした。
古本屋で、偶然、なくした本を見つけてまた買った本は
本当に欲しい本かもしれません。
読書はかなり偏っている方です。
流行の本はほとんど読みません。
だから時代には乗り遅れていると思われます!
科学の本
あまりわからないけれど物理の本、数学の本、パズルの本
漢字の本
国語は好きではなかったけれど、
日本語や漢字の本は好きだな。
音楽の本や楽譜
モーツアルト辞典はなくしてしまった。
ギター曲集などの楽譜は高いけれど古くならないな。
コンピュータ関係
限りなく進化していく技術にはもうついて行けないし行きたくもなくなった。
アクセスやエクセルの本は何冊も飾ってある。
今持ってる知識で間に合うけれど、いつか役に立つかと。
文学全集
世界・日本文学全集は、若い頃教養をつけるために必要だと(?)よく読んだ。
その割りにあまり記憶に残っていないけれど、何かが身についているのだろう。
推理小説
シャーロックホームズに始まって、ポワロやクリスティ、ペリーメイソン、、、
松本清張、横溝正史、高木彬光などなど
後半の一気読みが楽しみだったが最近は読まない。
長編を読むと読書への自信がつくかな
歴史小説
大方の人と同じく司馬遼太郎はほとんど読んだかな。
最近では井沢元彦(呼び捨てごめんなさい)
山岡の徳川家康もやっぱりいいし、吉川の平家物語も三国志も太閤記もおもしろかった。
サラリーマン時代に部下に薦められて、
バザーに出ていた大衆小説を、
バザーの前に数十冊まとめて老後のために買ったけれど、
まだ一部しか読んでいない。
銭形平次や桃太郎侍、大菩薩峠など、ためし読みしたけれど結構おもしろかった。
老後はまだだと押入れにしまってある。
以下は更新日記からの抜粋です。
思い出の漢字
国語は好きではなかった。
勉強の仕方もわからなかった高校時代は
試験前には漢字のおさらいをしただけだった。
社会に出て、習っていない漢字、読みが無数にあることを知る。
中学3年生の漢字や読み方の入試問題集が愛読書だった時期もある。
漢字検定2級は自己採点ながらクリアした。
まわりには国語力の劣る人が多いのは気になるが、
昭和一桁生まれの人の漢字力は大したものだ。
漢字に関する私の恥ずかしい思い出を書いてみる。
務
何故か覚えにくくて、「マ方又力」と呪文のようにして覚えた。
ある時、間違っているよと指摘された。
この字を書くときはいつも思い出す。
順風満帆
長い間「じゅんぷうまんぽ」と読んでしまっていた。
「出帆」などの読みは知っていたのに別物と思っていた。
恥はかいていない。
抱負
これも長い間「だふ」と思っていた。
さいわい恥はかいていない。
兎に角
中学時代だったか高校時代だったか、
読んでいた本に何度も出てきた。
「うさぎにつの」って何だろうとずっと気になったことを覚えている。
後で自分で気付いたから恥をかいたわけではない。
団塊
いつも意識的に「だんかい」と読まないと「だんこん」と読んでしまいそうになる。
遂に失敗してしまった。
退職の年のことだ。
部下である副部長との雑談で思わず「だんこん」と言ってしまった。
知っていても間違う例だろうか。すぐに訂正したが後の祭り!
居宅
20年以上前かな、自宅改修時に大工さんが「いたく」と連発していた。
専門語かなとそのまま覚えてしまったが、
ある時気になって辞書で調べたら当たり前だが「きょたく」だった。
今でもこの言葉は気になって仕方がない。
磯
これは度忘れで恥をかいた。
マンドリンクラブの演奏会で受付に出ていたとき、
誰かの名前を代筆する羽目になった。
イソムラだったか、この字が出てこず慌てた。
大学生が「磯」も知らないと小声で言われて情けなかった。
楽譜
「音符」と「楽譜」の使い分けがいい加減だった。あまり意識していなかった。
ある人に指摘されてようやく気がついた。
スガ灯(漢字ではないけれど)
雑誌平凡か明星の付録に歌謡曲の歌詞集があった。
中学時代だから雑誌は私が買ったわけではない。
スガ灯という照明具があるのだと長いこと覚えていた。
ある時「ガス灯」の誤植と気付いた。
中学時代は、活字はみんな正しいと思い込むんだなと今も思い出す。
関協
タクシーでよく見かけた。
浪人時代は何かナと思いながら大して気にしていなかった。
友人が「せきわき」の車はたちが悪いなと言っていた。
関西タクシー協会かなにかの略だと気付いたのはそれからあとだった。
友人も多分気になっているのかななんて思い出すことがある。
ありきたりだが、まわりのひとのよくやる間違いを思い出してみよう。
達
幸を使う人がかなり多い。
ハンコまで間違えている人もいたが、
看板屋やハンコ職人さんも間違うのだろうか。
幸にシンニョウという字があるかなと、
三省堂新漢和中辞典を調べたが載っていない。
相殺
有名だから正しく読めるだろうと思うのだが、
金融機関内でも「そうさつ」と読む人が多い。指摘しにくいものだ。
最近の国語辞典では認める傾向もあるみたいだが。
上場
これも「じょうば」と読む人が多い。
市場(いちば)と市場(しじょう)は前後から判断しなければまちがえる。
ゴルフ用語では、
サンドウェッジ:バンカーに砂があるからSANDなのに、
サウンドウェッジという人が圧倒的に多い。
冗談交じりに教えても絶対と言うほど誰も直さない。
オナー :一番先に打つ誉れをHONOURというのに
オーナーという人がやはり圧倒的に多い。
これも直す人にまず出会わない。
どちらも耳慣れた、サウンド や オーナー という英語があるからだろうが、
ゴルフのうまい人でも間違えているのは恥ずかしい。
ゴルフが下手であることの方が恥ずかしいといわれそうな私だが、、、
難読漢字
マイドキュメントのエクセルフォルダを整理していたら、
2001年4月7日作成の難読漢字ファイルが目に付いた。
藤沢周平の「一茶」に出てきた難読漢字とある。
こんなメモなどする筈もない私だが、
その時はよほど読みにくかったのか、暇だったのか、、、
復習がてら、確認してみよう。
伐る:きる 伐採 これは読めないわけではないな。
艶やか:つややか
なまやか あでやか 読みはどれも正解なんておかしいな
僅か:わずか これも書き留めただけだろう
踝:
くるぶし 勘で読めたけど
口篭もる:くちごもる
読めた筈
罵る:ののしる 読める
不憫:ふびん もちろん読めるけど
生得:
しょうとく 生まれながらに得たもの 初めて出会う熟語、意味がわからなかった
往還:おうかん
往来 これも意味がわからなかった
腫れる:はれる 読めるけど
靄:もや あいまい
黝い:あおぐろい
青黒い 全く初めて見る漢字
鍬:くわ 多少あいまい
耽る:ふける 誤読しそうで
手甲:てっこう
手の甲をおおい保護するもの 聞いたことはある
煩わしい:わずらわしい 確認のためか
鬢:びん
左右に分けた髪を輪にしたもの 髪の毛 耳にしたことはある
呟く:つぶやく 読めるけど
山巓:さんてん
山のいただき 読めなかった
悄然:しょうぜん
人がしおれて元気のないさま 読めるし、意味も大体わかったけれど
莚:むしろ
筵 読めるときも、読めないときも
飼葉:かいば
牛馬の飼料とする藁(わら)や草 言葉は聞いたことがある
咎める:とがめる 読めるけど
点者:てんじゃ
連歌・俳諧・雑俳などで、作品の優劣を判じて評点をつける人
初めて 点前なら読めるけど
墨客:ぼっかく
書画をかく人。ぼっきゃく 初めて
擽る:くすぐる
読みにくい
庫裏:くり
寺で、住職や家族などの住む所 聞いたことある、大体わかったけれど
疎ら:まばら なるほど
穿つ:うがつ 読めるし、使うこともあるけれど
嵌る:はまる 読めたけれど
柴垣:しばがき
柴木を編んで作った垣根 よく聞くけれど
燻る:いぶる なるほど
噤む:つぐむ 読めなかった
塒:ねぐら 読めなかった
鷹揚:おうよう 読めるしわかるけれど
粗忽:そこつ 同上
煎る:いる 同上
蔑む:さげすむ 同上
空隙:くうげき 同上
書肆:しょし
書店 わからない
標榜:ひょうぼう
主義主張や自己の立場を公然と表すこと。 読めるし意味も知っていたけれど
有体:
ありてい ありのままであること 同上
虐げる:しいたげる 同上
嘲る:あざける 同上
吹聴:ふいちょう 同上
辟易:へきえき
同上
卒然:そつぜん
突然 意味はわからなかった
蹲る:うずくまる 読めなかった
昂ぶる:たかぶる 勘で読めた
見据える:みすえる 読めたけれど
気塞い:きぶっせい
きぶっさい 気づまりなさま 読めなかった
疎む:うとむ 読めたけれど
瞬く:またたく 同上
行李:こうり
竹、または柳などで編んだ物入れ 読めたし意味もわかっていたけれど
黴:かび 読めなかった
悼む:いたむ もちろん読めたけど
怪訝:けげん 漢字があったんだ!
熾す:おこす
火気をさかんにする 火を熾すか!
窺う:うかがう 読める
祠:ほこら
読めなかった
庇:ひさし
読める
藁:わら
前後で読める
蓑:みの
読める
米櫃:こめびつ
読める
恰幅:かっぷく
よく使うのに
厭う:いとう
読める
気鬱:きうつ
読めるけど
費え:ついえ
読めたけど
憚る:はばかる
読める
掴む:つかむ
読める
揉む:もむ
読める
軋轢:あつれき
読める
唸る:うなる
読める
孕む:はらむ
読める
煽る:あおる
読める
抗う:あらがう
読める
倣岸:ごうがん
読み間違いしそう
恰好:
かっこう 読める
諳んじる:そらんじる
読めなかった
姑息:こそく
読める
衣桁:いこう
知ってた筈
腿:もも
読んでる筈だけど
肱:ひじ
同上
肘:ひじ
同上
竦む:すくむ
自信がない
寂寥:じゃくりょう
自信がない
寂寥:せきりょう
自信がない
寂寞:せきばく
自信がない
寂々:じゃくじゃく
自信がない
顎:あご
読める
茄子:なす
もちろん読めるけど
跣:はだし 裸足 読めない
診立てる:みたてる
わかる
眼窩:がんか
眼球 読めなかった
飯時:めしどき
使うけれど
垂死:すいし
瀕死 死にかかっていること 意味はわからなかった
猜疑:さいぎ
もちろん読める
滾る:たぎる
自信ない
口吻:こうふん
話し振り 自信ない
葦切:よしきり
ウグイス科の小鳥 葦切・葭切・葦雀
俳句では行々子(ぎょうぎょうし) 大利根無情の歌詞にあったっけ
後ろの方は別の本からかもしれないな。
いずれにしろ、もの書き氏はよく辞書を引くものと見える。
小説「プロミス」
チャンドンゴンファンのオフ会に行ってきた奥方がこんな本を買ってきた。
PUROMISE
チェン・カイコー
小島由記子 訳
原作がチェン・カイコー監督なのかはわからないが、
映画「プロミス」のノベライズ本となっている。
この手の本はあまり読まない私だが、
映画はあまりに芸術的、象徴的で
よくわからないところがあったので、さっそく読み出した。
といってもまだ序章から約30ページを読んだだけだが、
けっこう格調高い文章となっており、もう一度映画が見たくなった。
中国人監督による原作本(?)は当然漢字表現だったからだろうか、
最初の数ページだけでまたまた漢字の勉強をさせてもらった。
2、3を除いて一応読めましたから為念!
漁る:いさる、あさる、すなどる 読みが3つもあった。
貪る:むさぼる 度忘れしそう
操る:あやつる あやどるとも読むらしい
喘ぐ:あえぐ 三橋美智也の「雨の九段坂」に
「喘ぐこうもりかしげて仰ぐ」とありよく歌ったものだが、
強い雨に打たれているこうもり傘の様子を喘ぐと見たのだろうか。
怯える:おびえる
設える:しつらえる
騙す:だます
司る:つかさどる 問題ないが
移ろい:うつろい 季節のうつろいとはよく聞くが、
忍冬:スイカズラ 常緑つる性木本
海棠:かいどう バラ科の落葉低木 恥ずかしながら初耳
殺戮:さつりく 殺伐:さつばつ
嗚咽:おえつ 読みはわかっていたが説明しにくい。
声をおさえて泣くこと。むせびなくこと。
裳裾:もすそ 衣服の裾
糊口:ここう 糊口を凌(しの)ぐ
貧しく暮らす。やっと暮らしを立ててゆく
生唾:なまつば
虚ろ:うつろ
贅を尽くす:ぜいをつくす
奔馬:ほんば
蹄:ひづめ
怖気づく
精悍:せいかん
瞠目:どうもく 目をみはること
咆哮:ほうこう ほえさけぶこと。
茫洋:ぼうよう 海などが広々として限りないさま。
刹那:せつな
猛る:たける
悠然:ゆうぜん
凄絶:せいぜつ
敢然:かんぜん
怱忙:そうぼう 忙しいこと
獰猛:どうもう
怒涛:どとう
亡骸:なきがら
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